家造りの資金計画の決め方
家造りの資金は可能であればすべて現金で用意したいです。自己資金で購入すれば毎月の支払いが必要なく、当然ながら利息も発生しません。ただし十分に貯蓄がある場合を除いて、自己資金で全額を調達するときには注意点があります。貯蓄が底をついてしまえば、万が一の出費に対応できませんし、教育費や老後の資金などが不足する可能性があります。家造りにおける自己資金の割合は、一般的に2~3割くらいです。残りの7~8割の資金はローンで用意する人が目立ちます。家を手放さざるを得なくなる要因として多いのは、資金計画を誤ってしまうことです。自己資金を多く投入しすぎてしまった、ローンの返済期間を短くしすぎた、などの理由により資金計画が途中で破綻するケースは少なくありません。
住宅設計より先に決めたい予算
住宅設計をしてから予算を詰めていくという人は多いですが、この方法だと高確率で予算が不足します。そこで予算を最初に決めておき、それから住宅設計をしていきましょう。また家造りでは住宅価格に加えて、付帯する工事費と諸費用が発生します。例えばエアコンやストーブの設置、カーポートの設置、水道や電気・ガス工事などの費用がかかるのです。さらに住宅ローンの手数料や火災保険料、引っ越し費用その他が発生するため、2,000万円の予算で2,000万円の住宅は建てられません。付帯工事と諸費用を合わせれば、総費用の3割程度に達するのが現実です。そのため予算が2,000万円であれば、建物本体にかけられる費用は1,400万円程度になります。
20代から30代のファミリー世帯から人気のある2000万の家は、コストパフォーマンス抜群の満足度の高い注文住宅です。